新製品の発売にあたっては、中身はもちろんですが、パッケージも同じくらい売り上げのために重要です。
今回はパッケージデザインを考えるときに欠かせないポイントを5つ紹介します。
それぞれの商品には必ずユーザーが存在します。
ユーザーの性別や年齢に合ったパッケージデザインは必須です。
たとえば高齢者向けの商品であれば、英語ではなく日本語で表記し、文字サイズも大きくする必要があります。
商品がスーパーで売られるものであれば、パッケージにかかる価格を抑えることや、繰り返し手に取られてもシワになったり破れたりしない丈夫な素材などが求められます。
いっぽう販売場所がデパートや専門店であれば、店舗イメージに合った高級感のあるパッケージや、贈答に適したデザインがマストになるでしょう。
パッケージにはさまざまな情報を盛り込むことができますが、「分かりやすさ」を損なわないよう、最も伝えたい点やオリジナリティのある部分に絞り込みましょう。
それが食品なのか、コスメなのか、洗剤なのか…ひと目で内容が伝わることが重要です。
キャットフードの缶詰には必ずネコの写真やイラストが入っていることなどがその例といえます。
ブランディング=つまり他の商品とのはっきりとした違いや、自社ならではのイメージを伝えることも重要です。
パッケージデザインにおけるブランディング例としては、次のような要素が挙げられます。
イメージカラー…黒なら大人向けの健康志向を、ゴールドならプレミアム感を、カラフルな原色なら子ども向けであることなどを伝えます。
ロゴ…シリーズものの製品であれば、ロゴのデザインを統一することでひと目で分かります。
ベストセラー・ロングセラー商品は、親しまれたデザインを長年使い続けているように見えますが、よく見ると細かい部分をリニューアルし、常に時代のトレンドに合わせています。
現在、世界的なトレンドとして次のような傾向が見られます。
【サスティナブル】
環境に配慮し資源を消耗させないこと。
パッケージデザインにおいては、環境ホルモンを出さずリサイクル可能な素材を使用するなどが挙げられます。
【ジェンダーフリー】
性別による役割やイメージにとらわれないこと。
パッケージにおいては、男女いずれも使用できるようなカラー・デザインが注目されています。
【SNSフレンドリー】
SNSに投稿するのにふさわしいスタイリッシュなデザインや話題性のあるパッケージが、特に若い世代の消費者に選ばれる傾向があります。
弊社では豊富な経験と知識にもとづき、商品の魅力を最大限に伝えるパッケージデザイン制作を承っております。
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