新規開店・開業時には、近隣エリアにオープンを知らせるための「チラシ」が欠かせません。
特に飲食店は地域の人たちに来てもらうことが多いため、チラシのポスティングや折り込みはもっとも重要な認知手段の1つとなります。
今回は、集客に効果的な新規開店チラシのデザインは、どのような点に気をつければいいのかを解説します。
チラシのデザインを考えるにあたり、まずはお店に来てほしいターゲットの客層を明確にすることが大切です。
ランチ営業のある飲食店を例に考えてみると、メインの来店客はお昼休みのビジネスマンなのか、主婦や女性のグループなのか、ファミリー向けなのか、シニアなのか。
年齢・性別・趣味趣向を絞り込んでから、デザインやコピー、掲載するメニュー写真などを考えていきます。
女性グループ向けであれば、おしゃれなフォントや背景にもにこだわり、野菜やスイーツなど華やかな料理写真をチョイス。
ビジネスマンのランチ利用を見込むなら、提供時間のかかるコース料理の写真などは避けましょう。
シニアが多い地域なら、文字の大きさや行間にも気を配って読みやすくする工夫が必要です。
チラシ作成・印刷・配布には費用がかかりますが、コストを抑えることを意識しすぎて効果がなくなっては本末転倒です。
住宅やジュエリーなど、高額な商品を扱うお店のチラシが、ざらざらの薄い紙では高級感が伝わりません。
また、レストランやカフェの料理写真がおいしそうに見えないのは致命的。少し原価は上がりますが、飲食を扱うお店なら光沢のあるコート紙などがおすすめです。
用紙や印刷のクオリティを選ぶときは、値段だけではなく、効果が見込めるかどうかを重視して決めましょう。
新規開店時のチラシに載せるべき情報はたくさんあります。
すべてを同じ扱いで掲載するのではなく、もっとも優先させたい情報をしっかり目立たせるのがポイント。
ポスティングや折り込みのチラシは、一目で印象づけられないと読んでもらえませんので、思い切って大きくアピールしましょう。
特に「〇月〇日オープン」は反響の大きい部分です。
周囲に競合の他店がある場合は、差別化できる部分も大きく打ち出しましょう。
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今回は新規開店のチラシで効果的に集客するコツを紹介しました。
しかし、いざ作ろうと思うと
「どのくらいの文字サイズがいい?」
「女性客の反応がいいのはAとBどちらのデザイン?」
など分からないことが出てくるかもしれません。
判断に迷う時は、プロに任せるのが最適です。
弊社では、豊富なノウハウに基づいた効果的な新規開店・開業チラシのデザインをご提案いたします。
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